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まつげエクステのグルーについて

まつげエクステのグルーには、たくさんの種類があります。まつげエクステのサロンで、グルーが1種類しか用意していない所はほとんどありません。カウンセリングの際に、アレルギーの有無や目的(なるべく長く持たせたい、結婚式のために施術するなど)をアイリストに伝えて、最適なグルーを選んでもらいましょう。

グルーの成分

まつげエクステは、基本的にシアノアクリレートというものが主成分となっています。また、この主成分に増粘剤、着色剤、安定剤、その他の複合物で出来ています。

・主成分:シアノアクリレート
工業系・医療系を含めて、合成接着剤の主成分として最も多く使われています。空気中やまつげについている水分によって硬化しますが、その際にホルムアルデヒドを放散します。放散量は種類によって変わりますが、付けた時だけではなく、完全に硬化するまでは微量に放散します。硬化までの時間は使用量によって変わりますが、約24時間程度になります。

・増粘材:アクリル樹脂
グルーの粘度を調整する成分です。

・着色剤:カーボン、アンスラキノン系着色剤
シアノアクリレートは透明ですが、アイライン効果を狙う為に黒いカーボンなどを混入させて黒色にします。

・安定剤:ヒドロキノン、ヒドロキシアニソールなど
グルーの使用期間を調整する成分です。

・その他の複合物
柔軟性を与えるラテックスなど様々な成分が入る場合があります。アレルギーを引き起こす可能性のある成分が入る場合もありますので、複合物にも十分に注意しましょう。

グルーの種類

・ブチルシアノアクリレート
医療用のグルーとして使用される事が多いのが、ブチルシアノアクリレートです。ホルムアルデヒドの発生が少なく、刺激成分が抑えられているという特徴があります。プチルシアノアクリレートの中にも、より乾くのが早いものや、刺激成分が抑えられているものなど、色々な製品があります。

・メトキシエルシアノアクリレート
ブチルシアノアクリレートよりもさらにホルムアルデヒドの揮発が少ないという特徴があります。アレルギーがある人や敏感肌で、ブチルシアノアクリレートでも刺激が強いと感じる人は、このグルーがおすすめです。また、下まつげは敏感なので、下まつげに施術をする際はこのグルーが使われる事が多いです。刺激が少ない分、持続性は低いというデメリットもあります。

・エチルシアノアクリレート
エチルシアノアクリレートは、上の二種類よりも目のかゆみなどを引き起こすホルムアルデヒドの放散が高くなっています。接着力が高く、オイルクレンジングを使用しないなど、通常のまつげエクステのお手入れをしていれば、4週間以上持続すると言われています。持続力があるというメリットはありますが、その分刺激が強く、人によってはアレルギー反応が出る事もありますので、使用の際には注意しましょう。

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