NAOKO TAKAYAMA INTERVIEW高山直子インタビュー

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[第4話] フランスのカフェ、Reine。

頭の中で描いたイメージが自然とカタチになっていく。
────3店舗目のReine(レーヌ)は池袋にお店を出しましたね。

渋谷、銀座とはまた違った個性を持つ街ですが、その中でも私のイメージは崩したくなかった。そんな風に考えていると、いつものようにイメージが天から降りてきました(笑)。この時はロゴにRかLを使いたかったんですね。で、Reineと。私の好きなアルファベットがいっぱい使われています。語呂もいいし、字面もいい。文字の並びが美しいと思って、決めました。言葉の意味は「女王」。ちょっと強気な名前だけど、池袋って街のテイストにはもしかしたら合うんじゃないかって。

────では店内の雰囲気も女王様気分が味わえる感じとか…?

いえいえ、意味としては女王なんだけど、それをトレースするつもりはありませんでした。お店のイメージはフランスのカフェです。それもお花屋さんを併設しているような、小洒落たカフェ。ひとつ前のfreleでは少し甘めのトーンで展開したので、その反動もあってウッディに仕上げました。グリーンを多用した、公園のような空間。もともと物件の床が板張りだったこともあり、最初からカフェっぽい雰囲気が作りやすかったですね。

────テラスもあるそうですね。

芝生を敷いて演出しています。調度品の多くはアンティーク。なかでもアンティーク木の椅子は私が自分で組み立てたものです。毎回のことなんですが、最初に頭の中に描いたイメージが、自然と形になっていくこの過程はたまらなく楽しいですね。お客様に施術して、美しく変わられていくのを見るのと同じ感覚です。このお店もまつげサロンとしてありながら、素敵な時間が過ごせる空間になりました。

────当初描いたイメージ通りに仕上がったわけですね。

そうです。他店舗同様、フランスに行ったことがない方でも「フランスに行ったらこんな感じなんだろうな」って想像してもらえるように仕上がりました。基本的には私が行きたいお店しか作りません。こんなお店があったらいいな、もしもフランスにこんなお店があれば…そういったイメージを強く持っているので、実はどのお店も工事を入れてないんですよ。

────アレンジだけで世界観をつくってしまうのですね。

もともとすべてデザイナーズ物件なのですが、あるものを最大限に活かした上で私の色に染めています。でも不思議なことに、どの物件も最初に頭に思い浮かべたイメージをきちんと再現してくれる。Reineでいえば板張りの床とかですね。こうした偶然の出会いにも感謝しています。

  • 【次回につづく】
    フレジエ初のネイルサロン「Cachette」オープン時のエピソードをお届けします。

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